十三重石塔とは、京都府宇治市の「宇治公園」内にある石塔である。
概要
十三重石塔 | |
弘安9年(1286年)に宇治橋の修復を命じられた奈良西大寺の高僧の叡尊が、宇治川での殺生の罪を戒め、供養塔として建立した石塔である。
塔の高さは15mで、現存する日本最大・最古の石塔であり、国の「重要文化財」に指定されている。
石塔はこれまでに洪水による倒壊と修復を繰り返してきており、現在の石塔は宝暦6年(1756年)に起きた大洪水の際に宇治川に埋没していたものを明治41年(1908年)に川底から引き上げ、それに修復が施されたものである。
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