雨水や湧き水などが集まって流れる自然に出来た水路(河道)である。
概要
水は高いところから低いところに流れるので山などを水源にして海や湖に注ぐ。
流れの急な川は土地を侵食しまた蛇行する。侵食した土地は下流で流れが緩やかなところに堆積する。山間部から抜けて平坦な土地に達するところでは堆積により扇状地が作られる。海に達するところでは堆積により三角州が作られる。
堤防や河川敷、ダム、水門といった様々な側面も持ち様々な生物も生息する。ランニングやスポーツ、魚釣り、水遊び、夕日に叫んだり灯篭流しといった用途に用いられる場合もあるあるだが、環境汚染や護岸工事によって自然や生態系が失われてしまった側面もある。昔はホタルなど今ほど珍しくなかったようだ。
- 世界一長い川はナイル川(6,695km)。タンザニアからエジプトへ流れる。
- 世界一の川幅はラプタ川(約275km)。アルゼンチンとウルグアイ国境。
- 世界一の領域面積はアマゾン川(705万km2)。※長さ自体は6,516km。
- 日本一長い川は信濃川(367km)。利根川(322km)、石狩川(268km)と続く。
その他
向こう岸へ行く場合はそのまま泳いで渡るのは大変なため、橋や船舶(渡し船)が用いられる。
近い理由から、戦場や国境など河川そのものを敵に対する障害物・防衛手段とするものは古くから用いられてきた。広義には人工的なお堀なども含まれる。
- 貴重な水源として、大きな川を中心に発展する場合も珍しくない。
- 海外においては乾期に干上がったり、ピラニアやデンキウナギといった変わり種、渡河する動物を待ち構えるワニ、水上マーケットや川の上で生活する人々、完全に凍った川の上を車が走るなど世界の広さを感じさせる。
危険性もある
自然災害、洪水や氾濫・堤防決壊によって牙をむく、比喩的ではなく文字通り道路などが川のようになってしまう場合もあるため、楽観視せず早期警戒、早期避難、垂直避難といった対処が望まれる。
目の錯覚(光の屈折)で水深を見誤ったり、川底へ引き込まれるといった危険もあり、油断や軽視もあって技術の進歩した現在においても海と並んで水難事故は毎年耐えないので要注意。(→溺死)
氾濫すると手の付けられないものは暴れ川とも呼ばれ、治水工事されていない頃には大勢の死傷者を出すこともあった。(木曽三川など暴れ川同士が近い地域もあった)
関連動画
曲名
川は楽曲の名前として用いられることもある。
関連静画
関連項目
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