【注意】南部縦貫鉄道とは異なります。 |
南部鉄道は、かつて青森県八戸市に本社を構えていた鉄道事業者。
概要
1926年、『五戸電気鉄道』として創設され、尻内駅~五戸駅の間 約12kmに8駅を備える鉄道を運営していた。
※尻内駅は南部鉄道から廃止後の1971年に現在の「八戸駅」に改名。
企業名こそ電気と付いているが、創業から廃止されるまで電化されることは無かった。
(同じようなケースとしては、磐梯急行電鉄、水戸電気鉄道、善光寺白馬電鉄、阿波電気軌道等が挙げられる。)
当時青森県内には『南部縦貫鉄道』という鉄道事業者が存在していたが、その企業とはテリトリー・沿革・資本関係・人事交流等一切無関係の別会社である。
(南部縦貫鉄道は野辺地~七戸を結んでいて、七戸駅こそ名前が一緒であったものの、両者の七戸駅の場所は全然違うところにあった。1997年鉄道事業を休止、2002年に正式に全線廃止。)
しかし、悲劇は突然訪れる。
1968年に発生した「十勝沖地震」(地震調査研究推進本部では「三陸沖北部地震」と呼んでいる)が発生。八戸市は震度5とやや強めではあったが被害は甚大であり、南部鉄道は全線が壊滅的な被害を受け、
1969年、復旧することもなく廃止となってしまった。
その後については岩手県北バスの記事を参照。
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