完パケとは、「完全パッケージ」などの略である。複数の意味で使用されている。
概要
メディア
「完全パッケージメディア」や「完成パッケージ」と言った言葉の略。
動画やテレビ番組のような映像や、音楽などの音声、原稿と言ったコンテンツで編集が完了し、投稿、放送、プレス、印刷などが出来る状態にした物。様々な場所と形態で使用されている言葉である為、細かい意味やニュアンスはそれぞれ異なるが基本的には完成品の事である。「マスター」などとも。
テレビ番組の場合、完パケで納品と言った場合は編集が完了しておりすぐに放送可能な映像を製作会社から放送事業者へ納品する形となる。ただし、近年の民放では系列の製作会社からのみ完パケでの納品を受け付けると言う動きも見られる。これは、完パケの場合は映像の著作権が制作会社に認められる為である。放送事業者が円盤の販売と言った二次使用の収益を見込める権利を独占する事を目的とした方針であり、番組製作を請け負っていた製作会社には逆境と言える。
完全に製作が委任され製作会社が著作権を持つ番組について、放送事業者が製作会社による著作権の保有を妨げる動きは「完パケ逃れ」と呼ばれる場合もある。
その他
舞台などで客が完全に居なくなった状態の事。「ハケる」と言う言い回しが由来。
関連項目
関連リンク
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