もしかして
あ、違った?
座薬とは、治療薬品を体温や分泌液で融解する包装物に包んで肛門や膣から挿入し、粘膜から吸収させる
固形の外用薬である。肛門坐剤は円錐または紡錘形、膣坐剤は球または卵型と規定されている。
「座」とは「すわる場所」の意であり、この種の薬を正しく表現できていない(そもそも座った状態でこの種の薬を摂取するのは困難である)。正確には坐剤または坐薬で、「坐」には「潜りこむ」と云う意味もある。
通常の経口薬は直腸上部から吸収されるが、坐剤の場合は直腸下部から吸収される。
前者の場合は門脈を経て肝臓で代謝されたあとに全身循環に至るのに対し、坐剤は肝臓を通過せずに
全身循環に至るため、薬を効果的に作用させることができるのが坐剤の大きなメリットである。
これは注射剤などと同様であるが、注射と比べても坐剤はより安全な投与方法である。
また、経口薬などに用いにくい風味の悪い薬剤を投与するのにも向いており、胃腸障害を回避することができる、
食事摂取などの影響を受けないなどのメリットもある。
しかしながら、挿入時の刺激で便意を生じることがある、挿入後に排便をすると吸収が妨げられる、
吸収にばらつきが生じやすいなどのデメリットも併せ持つ。
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