錘とは、以下のことを表す。
- 錘(スイ、おもり) - 秤に使う金属製のおもり。分銅
- 錘(つむ) - 糸を紡ぐときの道具。紡錘
- 錘(スイ) - 古代中国の武器。棒の先に円球がついたもの
- 錘(スイ) - 古代中国の重量の単位。8銖もしくは12両。
漢字として
錘
- Unicode
- U+9318
- JIS X 0213
- 1-31-78
- 部首
- 金部
- 画数
- 16画
- 意味
- おもり、釣り下げる、という意味がある。また質量の単位。鎚と通じ、鍛冶に使う鎚という意味がある。〔説文解字・巻十四〕には「八銖なり」とある。銖は重量の単位。一方、〔淮南子・詮言訓〕に「雖割國之鍿錘以事人」とあり、その註には「六兩を鍿と曰ひ、倍鍿を錘と曰ふ」とあり12両になっている。
- 字形
- 形声で声符は垂。
- 音訓
- 音読みはスイ(慣用音)、ツイ(漢音)、訓読みは、おもり、つむ。
- 規格・区分
- 常用漢字ではない。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。2010年に常用漢字表から削除された。
異体字
- 1
- 0pt