廟とは、祖先の霊、偉人、神などを祀り祈るための建物のことである。
中国では、祖先崇拝が盛んであり君主の祖先の霊を祀る宗廟は国にとって非常に重要なものとして扱われた。
漢字として
廟
- Unicode
- U+5EDF
- JIS X 0213
- 1-41-32
- 部首
- 广部
- 画数
- 15画
- 意味
- 祖先の霊を祀る建物、みたまや、位牌、神や偉人を祀る建物、王宮の前の宮殿、政務を取る場所、朝廷。〔説文解字・巻九〕に「先祖の皃を尊ぶなり」とある。
- 字形
- 諸説ある。朝を声符とする形声説、广+朝の会意説。〔説文〕は形声としている。会意には、朝礼(朝)を行う建物(广)という解釈がある。
- 音訓
- 音読みはビョウ(漢音)、ミョウ(呉音)、訓読みは、みたまや。
- 規格・区分
- 人名用漢字である。2004年に人名用漢字に採用された。JIS X 0213第一水準。
- 語彙
- 廟宇・廟号・廟堂
異体字
- 0
- 0pt