悼とは、いたむという字である。
諡号に使われる。
- 周悼王(姫猛、?年 - 前520年) - 周朝の第25代王
- 楚悼王(熊疑、前422年 - 前381年) - 楚の王
- 衛悼公(?年 - 前451年) - 衛の第34代君主
- 晋悼公(前587年 - 前559年) - 晋の公
- 鄭悼公(?年 - 前585年) - 鄭の第14代君主
漢字として
- 意味
- いたむ、かなしむ、後悔する、恐れる、おののく、7歳の子、という意味がある。 〔説文解字・巻十〕には「懼るるなり。陳楚に懼を謂ひて悼と曰ふ」とある。
- 字形
- 形声で声符は卓。
- 音訓
- 音読みはトウ(漢音)、訓読みは、いたむ、おののく。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 悼恩・悼懼・悼詞・悼辞・悼傷・悼痛・悼念・悼亡
異体字
- 𢛂は、〔正字通〕に悼と同じとある異体字。異構の字。
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