我が亡き後に洪水よ来たれとは、フランス王ルイ15世の愛人であったポンパドゥール侯爵夫人の言葉とされる、日本語では、「わが亡きあとに洪水はきたれ」、「我亡き後に洪水は来たれ」、「大洪水よ、わが亡きあとに来たれ」、などとも訳され、「アプレ・モア・ル・デリュージュ」と音写されることもある。
なおこの言葉はマリーアントワネットの「パンが無ければケーキを食べればいいじゃない(※この言葉は実は誤解の可能性あり)」と並ぶ当時の権力側の腐敗を表した言葉とされている。
概要
基本的な意味は野となれ山となれである。
ロスバッハの戦いにおいて兵力の7分の1を一気に失ったルイ15世に対し、自分らが死ねば統率者を失うからフランスは混沌に陥ると言ったとされる。
時は流れて、ドイツのマルクスは自らの著書、資本論において、資本側がこんな思想の持ち主だから腐敗すると遠回しに批判している。
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