「バナナ」ではなく「ばな奈」である。
概要
しっとりとしたバナナ型のスポンジ生地の中に、バナナを裏ごししたピューレを使ったクリームが入っているお菓子。
スポンジのふわふわの食感に、バナナの風味が効いた甘いクリームが特徴的なお菓子である。
正式名称は「東京ばな奈 見ぃつけたっ」であるが、文字数が多くなるため省略されることが多い。
「見ぃつけたっ」はバナナは幅広い年代に愛されていており、思い出の中のバナナの味を見つけたといった感じを表現するため「見ぃつけたっ」がついている。小文字は嬉しそうな感じを表現している。
ちなみに「東京ばな奈」は女の子設定であり、これは女の子の名前としてよく用いられる『奈』を付け親しみを持ってもらうためである。そのため、パッケージにはリボンが描かれている。
1991年に百貨店を中心に販売開始、そこからほぼ口コミのみで広まり、92年の羽田空港で催事として開催された際に爆発的に売り上げ、一気に知名度をあげた。
販売開始当時の東京土産は雷おこしやせんべいのような干菓子(ひがし)中心であり、そんな中で柔らかい食感の洋菓子でありながら日持ちがするという真逆のジャンルということで受け入れられたとされている。
近年では外国人観光客にも人気があり、国へのお土産に複数購入する姿も見られる。
味のバリエーションによってはヒョウ柄やキリン模様など、遊び心のある見た目となっている。
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関連項目
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