瞿とは、びっくりするという意味の字である。サンスクリットの音訳に用いられることがあり、瞿曇はゴータマの音訳。
漢字として
- 意味
- 驚く、ぎょっとして見る、落ち着かない、瞳が明らか、物事が明らか、にらみつける、という意味がある。また戵と通じ、ほこ、衢と通じて大きな通り、という意味がある。ゴータマ・シッダールタの音訳(瞿曇 悉達多)に使われることから釈迦のこともいう。
- 〔説文解字〕には「鷹隼の視なり」とある。
- 字形
- 隹+䀠の会意。〔説文〕に「隹に從ひ䀠に從ふ。䀠亦聲なり」とある。隹に従う理由については、鳥占に関係するとする説がある。
- 音訓
- 音読みはク、訓読みは、はばたく。〔説文〕に「讀みて章句の句の若くす」とある。
- 規格・区分
- 常用漢字ではない。JIS X 0212補助漢字。
- 部首
- 瞿は、〔説文解字〕で部首である。ほかに矍が属する。
- 声符
- 瞿を声符とする漢字には、忂、㩴、懼、灈、臞、氍、躣、衢、𧾱、鑺、𩽩などがある。
- 語彙
- 瞿瞿・瞿然・瞿地・瞿聃
異体字
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