衝とは、天文学の用語で、地球から見て外惑星が太陽と180度の位置にあることである。0度にある場合は合。
漢字として
- 意味
- 突き当たる、直進する、向かう、重要な場所、交通の要衝、大通り、突撃用の古代の戦車、という意味がある。〔説文解字〕の本字は𧘂で、〔説文・巻二〕に「通道なり」とある。
- 字形
- 形声で声符は童。
- 音訓
- 音読みはショウ(漢音)、訓読みは、つく。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 衝激・衝撃・衝車・衝衝・衝然・衝撞・衝動・衝突・衝天・衝波・衝風・衝要
異体字
- 𧘂は、〔説文〕の本字。
- 𢖜は、〔篇海〕〔類編〕に衝と同じとある異体字。
- 𤈭は、〔正字通〕に「亢倉子の古の衝字」とあり、後人が後に作った字ではないか、としている字
- 䡴は、衝車という意味の字でその意味で衝と通じる。
- 銃は、〔漢語大字典・異体字表〕に異体字とある字。
- 簡体字は冲。
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