陣鎌とは、鎌の1種である。
概要
室町時代や戦国時代の合戦で、陣を設置するための準備として、邪魔な草を刈るために小者と呼ばれる人々が持ち込んだ鎌。
この陣というのは、軍勢の指揮官や兵士が休憩したり支度を整えたりするスペースのことである。また小者というのは、簡単に言えば、主君の身の回りの世話をする召使いのような存在である。
ちなみに小者は武士に仕える武家奉公人の1種であり、同じく武家奉公人の1種である足軽よりも身分が低く、足軽とは異なり戦闘には参加しなかった。
話を戻すと、陣鎌は日本武術(古武道・古武術)に登場する事がある単語でもあり、鎌を使った戦闘術を伝承する流派も存在する。また各流派ごとに鎌の寸法が決まっている。
なんかすごそうな名前だが、当時の普通の鎌とは、どのような差異があったかはよくわかってない。
関連項目
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