106hPとは、待ち続けたが故に笑いと感動を巻き起こしてしまった伝説の戦士の名である。
物語
舞台は、Nsenのch01。そこは、己が願い(リクエスト)を叶えんと全国より猛者の集いし場所である。
彼も願いを叶えるべく集まってきた一人だ。周りが次々と願いを叶えてく中、106時間という気の遠くなるような時間を待ち続けても叶わぬ願いにただただ苦悩していた。
そんなある時、転機が訪れたのである。
ようやく自分の願いが叶うチャンスを掴んだのだ。これには、ch01にいた者だけでなく他のchからも祝福の為に人が訪れたほどだ。
しかし、ここで1つの悲劇が訪れた。それは、テレビちゃんによるNsen Selectionという名の独裁行為である。ある時は望まぬ歌を、またある時はテレビちゃんの提示条件にそぐわない歌を聞かせることがあるのだ。
そんなテレビちゃんが彼の番の前に持ってきたのが、初音ミクオリジナル曲の『歌に形はないけれど』だった。この曲は、初音ミクを知る者なら知ってるであろう名曲だ。こればかりは、ch01に集った者皆笑うしかなかった。
その場にあったのは、流れる曲とは裏腹に巻き起こる笑い声。ただただ高くなっていくハードルと彼へのプレッシャー、彼の中で膨れ上がるその場を逃げ出したくなる気持ちと悲痛な叫びだけだった。
テレビちゃんの独裁も終わり、今度こそ彼の番である。
彼の選んだ願いは、弱音ハクオリジナル曲の『さよなら僕らが愛した世界』という曲であった。
作者によると曲のテーマが『最終回』なのだそうだ。見事に彼の心情を歌い上げたかのような曲であったが為にまたしても曲とは裏腹に笑いが巻き起こったのである。
曲が終わると彼は、皆から祝福され長い時間を戦い抜いた証として、106hPという名の称号を得たのであった。
こうして106時間にも及ぶ長い時間をかけて願いを叶えた106hPの情熱が生み出した物語は幕を閉じたのであった。
余談
106hP以上の時間を待ち続けている者も確認されているが、まだ彼ほどの伝説を作り上げた者は確認されていない。たぶん。
伝説が生まれるきっかけになった動画
関連項目
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ch01
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- 0pt

