腹とは、動物の胴体の一部で、胸と骨盤の間の前面のことである。後部は背中。主な内臓を内蔵している。
また以下のことを表す。
- 考えのこと。例:腹案
- 昆虫の体の一部
- ダビド・ナルバンディアンのこと
漢字として
- 意味
- はら、大事な、はらから、胃袋、中が膨れたところ、ふくらみ、前部、抱く、という意味がある。〔説文解字・巻四〕には「厚きなり」とある。
- 字形
- 形声で声符は复。甲骨文では、身+复や人+复の形だった。その後、籀文で肉+复の形となった。复には満ちる意味がある。
- 音訓
- 音読みはフク(漢音、呉音)、訓読みは、はら、あつい、こころ。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校6年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。
- 1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 腹案・腹筋・腹腔・腹笥・腹式呼吸・腹疾・腹心・腹蔵・腹中・腹痛・腹背・腹誹・腹部・腹話
関連項目
子記事
兄弟記事
- なし
- 4
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