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RSウイルスとは、RNAウイルスの一種である。
概要
主に呼吸器に感染し、風邪の原因となるウイルスの一種。主な感染経路は飛沫感染で、乳幼児期までにほぼ全員が感染する。
大人が感染しても軽い症状で済むことが多いが、乳幼児が感染すると重い気管支炎や肺炎を起こすことがあり、最悪の場合死亡することもある。
乳幼児にとってはインフルエンザウイルスやSARS-CoV-2(2019年新型コロナウイルス)より怖いと言われることも多い。
RSウイルスをやっつける薬は今のところ存在しないため、対症療法が主な治療法となる。また、予防のためのワクチンも存在しない。
関連項目
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