Clojureとは、Java仮想マシン上で動くLisp系関数型言語である。関数型プログラミングでクロージャ(closure)という単語が出てくるが、関数型つながりで無関係とまではいかないものの全く別物である。
概要
関数型言語の草分けであるLispは、関数型プログラミングとしては破壊的代入を認めるなど、不完全な部分が多く残っている。Lispには方言が無数にありどうせ完全な互換性は望むべくもないのだから、従来のLispとの互換性を放棄してより関数型言語らしいLispにしようとしたのである。
しばしばJava仮想マシンで動く(JVM言語である)ことが強調されるが、.Net Framework上やJavascriptへのコンパイルでも動作する。
命名の由来
開発者Rich Hickey氏によると、発音はクロージャと同じとのこと。クロージャにちなんで名付けたというよりも、C#, Lisp, Javaからつけた名前で、他と被っていないことが重視されたようである。
Clojure is pronounced exactly like closure, where the s/j has the zh sound as in azure, pleasure etc.
The name was chosen to be unique. I wanted to involve c (c#), l (lisp) and j (java).
Once I came up with Clojure, given the pun on closure, the available domains and vast emptiness of the googlespace, it was an easy decision.
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関連項目
関連リンク
- Clojureをつくったわけ: Clojureを開発したRich Hicky氏が書いた文書の翻訳。
- clojure.org: 公式サイト
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