Denkodo（デンコードー）とは、かつて北海道・東北地方・関東地方で展開されていた家電量販店チェーンである。
概要
もともとは1988年に株式会社デンコードーとして設立され、1991年には株式会社電巧堂チェーンと合併して東北6県と北海道に約43店舗を展開する規模を誇った。当初はPOSシステム導入やTSUTAYAのフランチャイズ展開、パソコンや中古品の買取販売など、複合型の家電およびソフト・サービスを取扱う店舗展開を行っていた。
もともとの「デンコードー」ブランドは、店舗ごとに家電と書籍・映像ソフトの販売やレンタルを行うスタイルだったが、扱い商品を電化製品に特化し、TSUTAYA併設を進める“スーパーDenkodo”など店舗改革も行われた。
2007年に、関東でケーズデンキを展開する企業であるケーズホールディングスの傘下に入り、順次店名を「ケーズデンキ by Denkodo」に変更、2008年内に全店舗の改称を終えた。
なおケーズデンキは家電以外に手を広げない方針を取っていることもあり、デンコードー運営のTSUTAYAについては2014年に分社化のうえ経営が分離された。
企業としてのDenkodoは、ケーズデンキグループの一員として、東北・北海道地域で同社が地域密着型家電販売網を引き継いでいる（関東地方からは撤退）ほか、当該地域でケーズデンキ店舗を運営していた企業である「東北ケーズデンキ（旧・よつば電機）」「フジヤ」「池田」といった企業を合併し運営を統合している。
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