ED500とは、かつてJR貨物と日立製作所が製造した試作型交直流電気機関車である。
概要
当時、JR貨物ではEF66の後継機となる高速電気機関車の開発を幾つか進めており、これもそのうちの一つである。
簡潔に記せば直流電気機関車のEF200型をそのままカラーリングはガンメタリックに、主要機器を交流にも対応可能としたものである。
各種試験に用いられるも、重量が軽いことで空転が多発するなどしたため結局試験は中断、量産機は作られないまま1995年頃に除籍され、2016年頃に日立製作所内にて解体された。
1機のみしか作られなかった上、存在自体マイナーな為か、未だに大手でのNゲージなどの鉄道模型すら出ていない有り様である。
関連項目
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