OpenGL ES (OpenGL for Embedded Systems)とは、組み込みデバイス向けに改良されたOpenGLのサブセット（機能限定版）である。
概要
OpenGLの機能を簡略化し、MIDや携帯電話などにも搭載できるようにしたAPIセット。SCEのPlayStation3やAppleのiPhoneにも搭載されており、今後さらに普及する見込みであった。また、SymbianOSやAndroid（携帯電話などの組み込み向けOS）にも搭載されている。
新しいミドルウェアへの切り替えの動き
2010年代後半より、仕様上余計な計算処理をしなければならない場面が多く、せっかくのハードウェアの能力が生かせない問題があるので一部で別のものを採用する動きが出ている。
AndroidOS
OpenGLの後継であるVulkan（バルカン）を採用した。
iOS/macOS
2018年6月5日、米アップル社は今後非推奨にし、自社開発のMetal（メタル）に切り替えるよう促している。
関連項目
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