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全ての古墳の中で最も神秘的で重大な意味を持つ古墳
この古墳が卑弥呼の墓ではないかと最初に主張したのは笠井新也、次いで肥後和男が提唱した
以下の記録映像を見ると1960年代には既に一定の支持があったことがわかる
https://www.youtube.com/watch?v=6B-2UD6aVsk&t=901s
この後宮内庁による発掘調査結果で墳丘から特殊器台の発掘が報告され、弥生時代と古墳時代の境界に造られた最古の大型前方後円墳というのが定説になる
特殊器台は吉備を発祥とする葬祭用の土器で、畿内勢力と吉備勢力との何らかのつながりを伺わせる

＞また仮に遺跡を発掘できたとしても他の陵同様に盗掘されている可能性が高く、

航空レーダーによる調査では後円部墳丘は荒らされた形跡がないため、盗掘を免れている可能性が高い
宮内庁の調査では、後円部に直径40メートル、高さ5メートル程度の積石壇があり、これに邪魔されて盗掘が出来なかったのではないかと思われる