もっとおぞましい何かだ 単語

1件

モットオゾマシイナニカダ

1.2千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

もっとおぞましい何かだとは、漫画シグルイ』に登場する「良子清玄」を評した言葉である。

概要

良子清玄は傀儡ではない もっとおぞましい何かだ

シグルイ』第2巻

このワードが登場するのは単行本2巻第九「傀儡」。

師走の稽古納めの日、虎眼流頭首の「岩本虎眼」は一人の「三重」の婿、すなわち虎眼流の後継者として良子清玄を選んだ。そして認知症で自があいまいなまま、良子三重にその場で男女の契りを結ぶよう命する。

実ののあまりに体な命三重は拒否し、その場から下がろうとする。しかし、虎眼流の高三重の行く手を遮り、虎眼の命を実行するために三重を床に押さえつけた。その姿は三重にはの言いなりになる傀儡に見えていた。そして、三重は穢されるくらいなら舌を咬んで死ぬ覚悟を決める。

だが、他の虎眼流の高たちが岩本虎眼の言に従うだけの傀儡になっている中、清玄のみが三重の心情を読み取り、今契りを交わせば三重が死ぬと諫言する。三重はその言葉に感極まって泣き出し、その泣き赤子の鳴きと勘違いした虎眼は満足したのか、その場は丸く収まった。

その際に背景の地の文でられたのが「もっとおぞましい何かだ」のフレーズである。

解説

このシーンだけを見れば、如何にも良子主人公らしい清廉潔行動をしており、実際に三重良子に惚れて良子との婚姻を楽しみにしている描写もある。

ではなぜ、そんな良子が「もっとおぞましい何か」と評されたのか。

実は、良子は己が出世の具としてしか三重を見ておらず、この回より以前のエピソードでは虎眼の「いく」に手を出していたり、次のエピソードでは出世の妨げとなる自らの母親を手にかけていたりなどの外道な人物なのである。のちのエピソードではさらに多くの女性に手を出していたことも判明しており、女性を誘惑する事に長け、そしてその女性たちを棄ててきたことも示唆されている。

虎眼流の高たちは自らの意思を失って師匠の虎眼に従うだけの傀儡ではあったが、良子は自らの意思で悪行を重ねていた。それがゆえに「もっとおぞましい何か」と言われたのではないだろうか。

ネット上での使われ方

あるカテゴリーに分類されると規定されながら、そのカテゴリー悪い意味で納まりきれていない事キャラクター・作品などに対して「○○は(カテゴリー名)ではない。もっとおぞましい何かだ」という評価がされることがある。

また、『シグルイ』と言う作品自体も「シグルイ時代劇漫画ではない。もっとおぞましい何かだ」と評されることも多い。この場合は独特のセンスが飛び抜けているなどの肯定的評価になっていることもある。

パロディ?

今まで考えないようにしていたことを、雪ノ下陽乃は突きつけるのだ。それは信頼などではない。もっと酷い、おぞましい何かだと

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 第12話exit_nicovideo

関連商品

関連静画

関連項目

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
ニコニ広告[単語]

提供: E.A.Crowley

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/19(金) 10:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/19(金) 10:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP