アブホースの落し子(Spawn of Abhoth)とは、クトゥルフ神話における種族の名前である。
アブホースの落し子は外なる神〈宇宙の全ての不浄の父にして母〉アブホース(Abhoth)から産まれた落とし子の奉仕種族である。
アブホースから産み落とされた落とし子は様々な形のものが存在しており、泥のなかをのたうつ存在である。アブホースから遠くに離れた場所にいる落とし子ほど大きく成長しており、アブホースの浸かる湖から脱出できない落とし子は様々な場所にあるアブホースの口に呑み込まれ、また違う落とし子を産み出す糧にするのだといわれている。
その様々な形というのは本当に様々であり体の一部や肉片などの未完成と思われるようなものから怪物の姿、人間、不定形など同じ落とし子は存在しないと言い切れるかもしれないほどである。その形態によってどのような動きをするかが変化し、動きやすい形態をしているものだけがアブホースの捕食から逃げ出すことができるのだろう。
彼らはアブホースの潜む湿っぽい洞窟に潜むだけではなく人間界やドリームランドにまで逃げ出すものもいるというが、そんなときにはアブホースの落とし子だと気がつくことができるだろうか。
登場作品:『七つの呪い』-クラーク・アシュトン・スミス
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最終更新:2025/12/06(土) 05:00
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