エーリク・ベリマン 単語

エーリクベリマン

エーリク・ベリマン / リクベルイマン(1911~2006)とは、20世紀に活躍したフィンランド作曲である。

概要

ヘルシンキのシベリウス音楽院で学んだあと、ベルリンでハインツ・ティッセンに、アスコナでウラディーミルフォーゲルに師事した。作曲としてだけではなく、合唱揮者としても名を博している。

初期はロマン義の作曲様式であったが、次第に現代音楽から原始義まで幅広く手掛けていった(そのため初期の曲は彼自身の手によって演奏が禁じられている)。1950年代に、理論的に知られていた十二音技法やセリー技法を初めてフィンランドで導入した人物である。また偶然性の音楽にも手を広げ、戦後フィンランド現代音楽をけん引していった。

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