オールド・ワンの養い子(Fosterlings of the Old Ones)とは、クトゥルフ神話における種族の名前である。
オールド・ワンの養い子は外なる神か旧支配者が人間の女性と交配して生まれた落とし子の奉仕種族である。
その存在はあるものが特別な儀式を通して外なる神、もしくは旧支配者の夢を送ることで胎児の遺伝子構造を変化させ、人間として生まれながらだんだんと父親の姿に似る存在へと変貌していくのである。なのでどんな父親を持ったのかでその形は大きく変わることだろう。
その力は父親のような力を持っていないとはいえ十分に強く、おそらく家畜や普通の人間はなすすべもなく惨殺されることだろう。だからこそ、その存在は産んだ人間に拒絶されるか、その女性が崇拝者であれば奉仕されることになる。
『無名祭祀書(Das Buch von den unaussprechlichen Kulten)』や
『ネクロノミコン(Necronomicon)』にはそのような存在の言及がなされているという。
外なる神は人間に興味をもたないといわれており、外なる神の養い子は少ないといわれているが、例外的に興味を持つニャルラトホテプ(Nyarlathotep)や儀式で呼ばれて子供を良く作るヨグ=ソトース(Yog-Sothoth)などと人間のあいの子は知られている。
登場作品:『ダニッチの怪/The Dunwich Horror』-H.P.ラヴクラフト
『パイン・デューンズの顔/The Faces at Pine Dunes』ーラムジー・キャンベル
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最終更新:2025/12/06(土) 00:00
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