カイホスルー・シャプルジ・ソラブジとは、20世紀に活動した作曲家である。
1892年生まれ、1988年没のイギリスの作曲家だが、このすさまじい名前を見てわかる通りインド系のゾロアスター教徒からなる家系に属する。
そしてこのすさまじい名前通り特徴も一言では言い表せない作曲家であり、ちょうど時代が後期ロマン派から印象派などに代表される近代、新ウィーン学派などの戦間期に移り変わっていく時期だったことから様々な刺激を受け、またブゾーニの新古典主義にも傾倒していたためバッハなどのバロック音楽の影響も強く、リストやアルカンあたりの系譜にカウントされるレベルには曲の技巧レベルがすさまじいことになっており、一曲の演奏時間が数時間を超えるといった具合にやたらと長い、と列挙していくとなかなかカオスである。
後やたらと曲の管理が厳しく、いまだに演奏、録音されたことのない曲が大量にあるどころか、ただでさえ悪筆の楽譜も全然出回っていない(でも最近NAXOSからソラブジのCDがでるようになってびっくりしてしまった)。
ただし、マイケル・フィニスィーやブライアン・ファーニホウらと一緒に超絶技巧な現代音楽のピアノ曲で名前が挙がるとはいえほんとに誤解してはいけないが、上にある通り彼らよりは半世紀くらい前の人間で、ショスタコーヴィチあたりよりも普通に一回り位年上である。
掲示板
1 ななしのよっしん
2017/01/01(日) 02:25:29 ID: 31/UrUvzvS
記事にもあるけど現代音楽って世代ではないんだよな、一応
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最終更新:2025/12/06(土) 00:00
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