マイケル・フィニスィー

マイケル・フィニスィー / マイケル・フィニッシー（1946～）とは、、クラシック音楽のうち現代音楽に属する作曲家であり、「前衛の停滞」が起き「新しい単純性」に属する作曲家が活躍する中ブライアン・ファーニホウとともにその逆をいき難解な音楽を作り続けたため「新しい複雑性」の始祖にあたる一人である。またピアニストでもある。

超絶技巧ピアノ界隈では「イングリッシュ・カントリー・チューンズ」の作曲家としておなじみである。

概要

イギリスの作曲家であり、過去の作曲家の補筆や編曲なども含めると数百曲にわたる、現代音楽、ひいては「新しい複雑性」の作曲家の中でも多作家である。

当初から作曲家以外には演奏不可能といわれた曲を作り続けていたが、跳躍音程の多用から順次音程の多用へと作風の変化が見られたことなどもあり、近年では取り上げる演奏家も増えてきている。とはいえ初期の作品は絶版が多く、再販が期待されている。

ピアニストとしての実力は極めて高く、彼の作曲したものと同様極めて高い技術力が要求される曲の初演を多数行っている。そんなだから自分の曲も難しくしてしまっているんだとかは言わないでおこう。

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関連項目

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