ブライアン・ファーニホウ(1943~)とは、クラシック音楽のうち現代音楽に属する作曲家であり、「前衛の停滞」が起き「新しい単純性」に属する作曲家が活躍する中マイケル・フィニスィーとともにその逆をいき難解な音楽を作り続けたため「新しい複雑性」の始祖にあたる一人である。
なかなか珍しいイギリスの作曲家であり、王立音楽アカデミーでレノックス・バークリーに、その後大陸に渡りトン・デ・レーウ、クラウス・フーバーに作曲法を学び1973年からはフライブルク音楽で教鞭をとった。
ブーレーズらのセリー音楽をさらに推し進めた彼の作風はあまりにも難解であり、人間が演奏できるかこんなもんという感じであるのだが、新しい複雑性がファーニホウ、フィニスィーにとどまらず現在までなおも続いているなど現代音楽においていま最も影響力のある作曲家の一人である。
日本ではソラブジやフィニスィーなどと並びあまりにも人間の限界を超えた現代音楽における超絶技巧ピアノ曲の人物として取り上げられることがしばしばみられるが、難易度に関しては他の楽器においても同様である。しかし最近ではコンクールで取り上げられるなど人間の限界に対する挑戦心はつくづく末恐ろしいものだと感じる。
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最終更新:2025/12/08(月) 11:00
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