ポルトガル語の「大きな鍋」が由来とされる。地形の窪みを指す言葉として生まれたが、明確な定義はない。大型火山地域の盆地状の地形を指すのが一般的である。
成り立ちから大きく3つに分けられる。
噴火で溶岩などの火山噴火物が噴出したことで山体内部に空洞ができ、上部の地表が落ち込み形成される。カルデラの多くはこの種類に分けられる。代表例は熊本県の阿蘇カルデラ。
もとは普通の火山体だったが、侵食で火口が大きく広がったもの。火山活動と直接関係はなく、気候や岩石の脆さなどさまざまな条件がそろった際に形成されるため、数が少ない。代表例は神奈川県の湯河原火山。
大規模な水蒸気爆発により、山体が破壊されて形成される。代表例は福島県の磐梯山。
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最終更新:2024/12/18(水) 16:00
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