キリギリスとは (キリギリスとは) [単語記事]

キリギリスとは、バッタ目キリギリス科キリギリス属に分類される昆虫のうち、日本の本州から九州地方に分布する種群すなわち、ヒガシキリギリスとニシキリギリスの総称。あるいはそれらを同一種と見なし、亜種や型を認めない場合の標準和名である。

概要

代表的な日本の鳴く虫。

本州、四国、九州と国内の広い地域で見ることが可能。

日本には他にクビキリギスやヤブキリ、ササキリなどのキリギリス科が生息しているが、単にキリギリスと言った場合はヒガシキリギリスとニシキリギリスを指す。

大きさは35mmほど。

草原や河原などを好む。

6月から11月にかけて見られ、秋の季語となっている。

食性は雑食で、イネ科の植物やかつおぶし、小型の昆虫などを食べる。タンパク源を摂取しないと早死にしてしまうので飼育する時は注意。

成虫の寿命は2か月から3か月ほどだが、卵から孵るまでに8か月から4年を要する。

イソップ寓話の『アリとキリギリス』における、その日暮らしの楽天家としてのイメージが強い。

1 ななしのよっしん 2018/05/29(火) 16:03:05 ID: k/5RJc/sCb

アリとキリギリス、って話あるよな？　

秋の間キリギリスは歌い暮らして、アリは食糧をかき集める。　

やがて冬が来て、キリギリスは餓死するけどアリは生き残る。　

あれって教訓めいてるけど、キリギリスにしたら大きなお世話だよな。　

元々奴らは一年で死ぬように出来た生き物なんだ。　

相手のいる秋の内に歌で誘って交尾しないと、何も残せず死んじまう。　

なのにアリと来たら上から目線で、秋に蓄えておけば……　なんて言いやがる。　

全く、皮肉にしても性質が悪すぎるぜ