ジュスト・ベルモンドとは、『キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲』に登場するヴァンパイアハンターである。
CV:大水忠相
『キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲』(GBA)の主人公。
ベルモンド一族のひとりであり、シモン・ベルモンドの孫である。またリヒター・ベルモンドは時代設定的にジュストの孫である可能性が高い。
『白夜』は時代設定的には1748年にあたり、『ドラキュラII 呪いの封印』のちょうど50年後で、『血の輪廻』の44年前に相当する。
筋骨隆々としたマッチョマンが多いベルモンド一族としては例外的に、長い銀髪で細身の体型をした美青年。かつてラルフと結ばれたサイファ・ヴェルナンデスの特徴が強く現れているらしく、魔法の才能にも恵まれた異色のベルモンドである。
16歳にしてヴァンパイアハンターの称号を受け、聖鞭ヴァンパイアキラーを受け継いだ天才肌の人物。それゆえに少々変わったところもあるようで、親友であるマクシーム・キシンからは「いつもいい加減過ぎる」と突っ込まれることも多かったようだ。
またマクシームからは友情と同時にその恵まれた才能への嫉妬心も抱かれていたようで、その嫉妬心が白夜の協奏曲の物語につながることになる。
ゲーム本編では悪魔城各所で拾える家具を城内のとある部屋に配置して自分好みの部屋に仕立ててしまうという奇行に走る姿も見られる(ゲーム的にはコレクション要素)。最終的には城ごと破壊するのに…。
友情に厚い姿も特徴的で、悪魔城復活の原因となったマクシームを終始疑うことはなく、グッドエンドでは「何もなかった! それでいいじゃないか」なんて発言も飛び出す。
ゲーム的には、探索型唯一のベルモンド一族の主人公である。それ故に装備可能なアイテムが多彩で、キャラクター描写にもかなり恵まれている。
武器はヴァンパイアキラー1択だが、鞭に取り付けるアタッチメントを変更することによって性能が変化していくという、かつての面クリア型の鞭のパワーアップを彷彿とさせる仕様。「クリストファーソウル」(HPが最大のとき、鞭の先端から弾が出る。元ネタは『ドラキュラ伝説』)や「クラッシュストーン」(溜め攻撃で特定の地形を破壊できる)といった一風変わったものも。
防具やアクセサリはARPGらしく多彩なものが用意されており、思い出が詰まった「ジュストのうでわ」や「マクシームのうでわ」、先祖に由来すると思われる「サイファのすいしょう」、TASのせいで曰く付きな「レビテーションブーツ」などなど独特なものが多数存在している。
キャラ性能面では、デフォルトで前後へのショートダッシュが可能であり歴代の探索型主人公でも頭1つ抜けた機動力を誇る。前方ショートダッシュはジュストの特権に近い能力であり、バックダッシュも次作以降回を追うごとに弱体化していくのだが本作では破格の性能。ジャンプは若干ふんわりな挙動だが使い勝手はそんなに悪くない。
もっとも、相方マクシームが更に強烈な機動力を持っているため相対的に低く見られる傾向もあるのだが。
通常攻撃の鞭攻撃は珍しくそこそこ連射が効く。ボタン押しっぱなしで低威力ながら振り回しが可能で飛び道具対策に便利。ただジャンプ中に攻撃した場合空中制動が効かなくなるのが欠点。
お約束のハート消費で使用するサブウェポン6種。いつもの斧やクロス、ナイフなどの他、彼特有のものとして「聖拳」という格闘系のサブウェポンが存在する。オラオラ―!
更にジュスト最大の特徴である「魔導書」はサブウェポンと組み合わせることで多彩な魔法攻撃を扱うことが可能(MP消費)。性能の詳細は割愛するが、画面全体攻撃の「ハイドロタイフーン」(聖水+風)や巨大な十字架を出現させる「ホーリークロス」(クロス+雷)など、子孫のリヒターのアイテムクラッシュに引き継がれたものがある。また『グラディウス』が元ネタの「シールド」(聖書+雷)、どうみても波動拳な「気合の拳」(聖拳+風)など一風変わったものも。
テーマ曲は『宿命を継ぐ者』。ゲーム中ではエントランスのBGMである他、エンディングで流れるのもこの曲の別バージョンである。デレデレデェェェン
現時点でのプレイアブルでの出演作は『白夜』1作のみだが、『ギャラリーオブラビリンス』にてデュアルクラッシュ「グレイテスト5」の演出としてゲスト出演を果たしている。
現時点で1作のみの登場にとどまっているものの、マクシームのおかげで『白夜』の知名度が高いため、ジュストも割と知られている方。
二次創作的な設定だが、HDまでの長い間シモンとプレイアブルで共演した唯一のベルモンドだったためか、なぜか「おじいちゃん子」扱いされることも多い。もっとも17世紀当時の平均年齢やシモンが傷を負っていたことも考えると、実際にシモンとジュストが対面できた可能性は高いとは言えないのだが。
悪魔城TAS界隈では、「加速のマクシーム」に対して「浮遊のジュスト」と呼ばれる。スピードではマクシームに劣るのは否めないが、多段ヒットバグやぶっ飛びバグは同様に使用できる。また天井を突き抜けたり、「レビテーションブーツ」を装備したときの独特なフワァ…な挙動など独特な挙動も多く、その味わいが癖になる人も多い。最近では画面外でメモリを操作するという暴挙にまで手を染めている。
そもそもおまけキャラ故に最初から何でも出来るマクシームとは違い、ゲーム進行でのアイテム入手でアクションが拡張されていくジュストが「進化する変態」となるのは必然と言える。
マクシームとは別系統ではあるが、なんだかんだでジュストもまた屈指の変態のひとりと言えるだろう。
掲示板
16 ななしのよっしん
2023/03/01(水) 01:15:21 ID: qe/nvp3mXR
『宿命を継ぐ者』の有志によるアレンジだが、原曲に忠実なおかげで音質向上版っぽい雰囲気になってる
スマブラにアレンジが来てたらこんな感じになってたのかもしれない
https://
17 ななしのよっしん
2023/09/30(土) 07:23:14 ID: dLomZSZS7X
まさか令和になってジュストのおじさん姿を拝めるとはな ただ本人曰く老化が進んで魔術も失ってしまい、マクシームも幼馴染みのリディも吸血鬼に殺されてしまったそうで・・・蒼月でのユリウスの「歳を取りたくないものだな」の台詞がより重く感じる。マクシームも歳をとってキシン流奥義とか使えなくなっていたんだろうなあ。
18 ななしのよっしん
2023/12/15(金) 17:03:19 ID: yesbSlTngO
アニメでジュストが出てくるとは思ってなかったそしてあの変態の名前も
提供: 白昼の残月
提供: じんぷう 。
提供: John
提供: 小書会
提供: おってお
急上昇ワード改
最終更新:2025/03/27(木) 13:00
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