ジュール・ヴェルヌ(Jules Verne 1828~1905)とは、19世紀のフランスの小説家。SFの父である。
H.G.ウェルズとならんでSFの開祖といわれ、後の多くの作家に影響を与えた。有名な作品としては、『月世界旅行』『八十日間世界一周』『海底二万里』『十五少年漂流記』など。のちに映画化されたもの多数。
SFといっても宇宙世紀やロボットが活躍するような世界ではなく、物語の舞台の多くはヴェルヌが生きていた時代と同じで、つまり我々からみるとわずかに昔の世界である。当時の最先端またはそのちょっと先の科学技術で実現できそうなギリギリの妄想を書いているため、みょうにリアリティがあって面白い。現代の我々からすればわりとローテクな部分も多くあるが、それがかえってなじむ。
主人公が訪れた場所で見られる動物、植物、鉱石などを細かに描写するため、ところどころ博物館っぽいふいんきさえある。
以下関連作品とか。
掲示板
11 ななしのよっしん
2019/04/02(火) 03:41:42 ID: vpQK71TdSP
メアリー・シェリー(フランケンシュタインの作者)だとする説もあるけどね>SFの祖
「SF作家」としては彼のほうがらしいけど
物語の中に科学的知識を入れることによって説得力を持たせる手法は、ミステリのほうがちょっと早い
12 削除しました
削除しました ID: Zu9xxkwZ+4
削除しました
13 ななしのよっしん
2023/10/09(月) 02:14:45 ID: b8UVWxgcLY
月世界旅行を読んだドイツ人がロケットを作りだしたり、ノーチラス号が複数の潜水艦の名前として採用されたりと、現実に与えた影響は作家の中でもトップクラスだと思う
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最終更新:2024/06/06(木) 18:00
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