スカーフェイス 単語

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スカーフェイス

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スカーフェイスとは、

  1. 英語で「傷(痘)のある顔」という意味。(Scarface
  2. 1983年アメリカ映画監督ブライアン・デ・パルマ演はアル・パチーノ。→スカーフェイス(映画)を参照
  3. 漫画キン肉マンII世」の登場キャラクター本項で説明
  4. ロックマンX』の登場人物
  5. バットマン』に登場するキャラクター
  6. グラップラー刃牙シリーズの登場キャラクター花山薫主人公としたスピンオフ漫画バキ外伝 疵面-スカーフェイス」。

スカーフェイスとは、漫画キン肉マンII世』に登場するキャラクターである。

CV:乃村健次

概要

ヘラクレス・ファクトリー(H・F)の二期生として登場。当初は顔に大きな傷のあるイタリアンマフィアのいかつい容姿だったが、これはオーバーボディであることが判明し、本当の姿はツバメモチーフにしたイケメン人。鋭いに変化するスワローテールというを持ち、残虐なラフファイトを得意としている。体格に恵まれパワーファイターであるが、テクニックにも優れる。また、相手の心理を揺さぶるインサイドワークに長けた頭ファイターの一面も持つ。正義・悪行を合わせた新世代超人の中では、ケビンマスクと並ぶトップクラスの実力者である。

本当の名前は「マルス」というd.M.pの生き残りである悪行超人ケビンマスクとはd.M.p時代からの仲間であり、共に訓練に励んだ間柄。額の「狂乱の仮面(マッドネスマスク)」を下ろして元を覆うことで内臓している魔性のエナジーが全開となり、残虐性と狂暴性が最大限に発揮される。また、相手の異名を奪い取ることに執着している。H・F在籍時は、正義超人としての心構えなどの授業は全く聞かずに居眠りをしていたが、実技ではクラスメイトに次々と重傷を負わせていた。H・F教官の伝説人たちは、なぜこいつのやばさに気付かず、卒業させてしまったのか・・・。

キン肉万太郎に敗れた後は改心し、新世代・正義超人仲間となる。が、悪ぶった性格は変わらず、荒々しいスタイルもそのままである。究極のタッグ編では、コンプリートバルブの魅力に取りつかれて一時悪行超人時代の精神状態に戻っている。かつてのウォーズマンバッファローマンのように主人公サイドの味方になると次のシリーズの強キャラと戦うことになり、噛ませ犬として負け続ける役割となってしまった。またやられ方も体を消滅させられたり、顔の皮を剥がされたりと悲惨なものだった。

登場時のインパクトが強く、ダークヒーロー的なキャラクターもあってキン肉マンⅡ世で登場したキャラクターの中では人気が高い。一方、ジェットコースターが大の苦手という意外な一面もあり、強がりながらも悲鳴をあげてガチで怖がっていた。

プロフィール

作中での活躍

d.M.p在籍時からH・F卒業まで

バッファローマン悪魔将軍といった過去悪魔超人の強さに憧れ、悪行超人に進み、d.M.pに入団。ケビンマスクとは訓練生時代の同僚であり、訓練中にケビンの命を救っている。もっとも本人は「恩を売るため」だと述べている。

数年後、万太郎ナイトメアズに勝利し、d.M.pは内乱が起こり崩壊。本部の爆発時に巻き込まれながらも奇跡的に生還する。正義超人たちの殲滅を論み、オーバーボディを身につけて名を「スカーフェイス」と改めることで正体を隠し、H・Fへ潜入。卒業試験では、ジェシー・メイビアを5分以内に破り、卒業している。

H・F一期生・二期生入れ替え戦編

任務を放り出して毎日遊びにじる一期生(Team AHO)の4人に制裁を与えるため、二期生のメンバーとして日本駐屯人の座をかけた入れ替え戦に出場することになる。

1回戦Bブロックテリー・ザ・キッドと対戦。キッドから「デクの防」と罵られて逆上していたスカーは正義超人とは思えない喧嘩ファイトキッドを圧倒する。さらに、オーバーボディを脱いでの姿を現すと力の差はさらに歴然となる。キッドが抱える父親に対するコンプレックスを利用して心理的に揺さぶりをかけ、キッドの放つテリー一族の必殺技上位互換化した改良技にしてしまう。戦意を喪失するまで追い詰めたキッドを最後はアルティメットスカー・バスターKOテリーマン息子であるキッドに何もさせない一方的な内容で勝という衝撃的なデビューを果たす。

試合後、戦闘不能となったキッドにさらに攻撃を加えようとしたところ、止めに入った同じ二期生のジェイドとの間に確執が生まれる。
なお、キッド戦ではオーバーボディ時と同じ姿をした2人の舎がいたが、これ以降なぜか彼らの姿を見なくなった。一体彼らが何者なのかはのままである。

準決勝は第2試合でジェイドとの二期生同士の対戦となる。試合前にコンクリートデスマッチを挑むことでジェイド師匠であるブロッケンJr.トラウマを呼び起こし、師匠を断ち切ろうという心理戦を仕掛ける。ブロッケンが立ち直り、ジェイド側が反撃体勢に入ると、「狂乱の仮面(マッドネスマスク)」のフォームとなり、さらなる悪さを開放する。さらに、ジェイドの育てのである老夫婦を殺すようにけしかけたのはブロッケンだったという虚言を信じ込ませ、またもやジェイドの精神状態を混乱させたうえに、ジェイドの右腕を捻じ切ることでベルリンを封じてしまう。そして、1回戦同様、すでに戦意が喪失したジェイドに対し、アルティメットスカー・バスターによってトドメをする。

決勝の前、d.M.p時代の同僚であるケビンマスクが姿を見せ、正体を明かして大会を中止させると詰め寄ってくる。だが、訓練生の頃にケビンの命を救った恩を引き合いに出すことで引きさがらせる。

決勝では、d.M.pを壊滅に追い込んだ本人であるキン肉万太郎と対戦。復讐的のスカーだったが、万太郎下品予想以上の猛攻を受けたことで序盤は押され気味となる。だが、万太郎が不安を紛らわすためにアルコールに頼っていたことを見破ると、キン肉バスターを6を9にひっくり返すバスター破りによって攻略し、万太郎を追い詰めていく。ブロッケンの説得もあってケビンがついにスカーフェイスの正体が悪行超人マルスであることを暴露するが、ここでも心理的駆け引きによって委員長に試合の続行を認めさせる。その後も万太郎を圧倒し、d.M.p壊滅の恨みをらすべく苛な攻撃を加えていく。しかし、戦いの中でスカーの背中にかつてケビンを救ったときに負った古傷があることが発覚。突破口を見出した万太郎アルティメットスカー・バスター攻略されたうえ、ターンオーバーキン肉バスターを喰らってしまう。最後は万太郎の新必殺技マッスル・ミレニアムによって背中ダメージを受け、敗北
試合後、体があり得ない方向に捻じ曲がる重傷を負い、病院へ搬送。その際に敗れたものの戦いに満足しており、その様子を見ていたケビンスカーの改心に期待をする。

悪魔の種子編

しばらく登場しなかったが、ケビンハンゾウバリアフリーマンイリューヒンといった面々と共にアイドル人軍を結成し再登場。ザ・コンスレーション戦で消耗していた万太郎の代わりにバラバラにされたミートの体を取り戻すべく、悪魔の種子デーモンシード)との戦いに参戦する。

ジェネラル・リプでケビンマスクと合流し、「B-エボリューションズ」を結成。ザ・デモリッションズとのタッグマッチに挑む。序盤は1人で戦うボルトマンを相手にコンビネーションによって優位に試合を進める。しかし、恐怖の将の力で若返った再生リボーンアシュラマンが正体を現すと、苦戦を強いられる。パワーと頭を駆使して奮闘するが、全盛期の力を取り戻したアシュラマンと半永久的に発電できる原子電力を内蔵したボルトマンの前に追い詰められていく。切り札のアルティメットスカー・バスターの寸法を変えるという前代未聞の脱出方法を駆使したアシュラマンに破られ、逆にアシュラマンアルティメット阿修羅バスターによって瀕死ダメージを受ける。最後はザ・デモリッションズの地獄コンビネーションΩによってボルトマンの魔の四に放り込まれ、体が消滅し死亡

その後、魔の胎内にて正義超人の骸で出来た大の一部にされ、リングに昇ろうとするケビンを上に投げる。万太郎アシュラマンを倒した後に恐怖の将は滅び、降り注いだボーンダイヤモンドによって復活

究極の超人タッグ編

時間超人の策略によって歴史が改変され体消滅の危機に立たされたケビンマスクを救うため、20世紀の時代にタイムワープするメンバーに志願。だが、救出作戦は失敗に終わり、新世代超人伝説人、時間超人を巻き込んだ究極のタッグの開催が決定し、ジェイドとのタッグチームスーパートリニティーズ」として出場することになる。しかし、優勝者に与えられるコンプリートバルブの話を聞いてからは的がケビン救出からバルブを手に入れる野心に変わり、言動が悪行超人時代のものに戻っていく。

本戦まで進んだスーパートリニティーズは1回戦第4試合でネプチューンマンセイウチンヘル・イクスパンションズと対戦。かつてのオーバーボディを身につけた姿で入場し周囲を驚かせると、セイウチンに対して非常になりきれないジェイドに悪態をつき仲違いを起こす。ついにはふがいないジェイドに対して一方的タッグ解消を突きつけ、パートナーを踏みつけたうえにリングから蹴り落とす始末。人になる野心を自ら暴露すると、マッドネスマスクを使用し、凄惨な残虐ファイトセイウチンを攻撃する。そして、必殺のアルティメットスカー・バスターを繰り出すが、セイウチンを倒すことはできず、逆にこれまでの攻撃でセイウチン性を100%にまで引き上げていた。そこからはセイウチンのより残虐な攻撃を受け続け、ピンチに陥る。だが、新技ブロッケンの帰還を身につけたジェイドに救われると、摯な姿勢で協力を呼びかけるジェイドの姿に心を動かされ、マッドネスマスクを解除。空中分解していたタッグ復活すると、ツープラトンレッドレイン・テイルを決め、反撃モードに入る。ところが、ヘル・イクスパンションズのマスクジ・エンドによって視力を奪われたジェイドをオプティカル・ファイバークロスボンバーの魔の手からおうと反射的に動き、身代わりとなって顔の皮を剥がされダウン。1人残ったジェイドも奮闘はするが倒され、トリニティーズは1回戦敗退となる。

2回戦では、剥がされた顔の皮をネプチューンマンマントコレクションとされてしまった新世代超人たちと共にセイウチンに呼びかけ、正義超人の心を取り戻すきっかけとなる。準決勝のときには病院を抜け出してザ・マシンガンズと戦う万太郎カオス応援に駆けつける。

準決勝後にカオス・アヴェニール死亡し、遺したピラリア花粉が起こした奇跡によって剥がされた顔の皮が元通りになる。体が回復したことでキッドジェイドと共にマッスル・スパーク習得のための万太郎トレーニングパートナーを務める。その中で、かつて戦った万太郎の成長を実感している。

必殺技

シングル技

アルティメットスカー・バスター
キン肉バスター進化させたオリジナルのフィニッシュ・ムーヴキン肉バスターの体勢から相手の首を両足でロックすることで首のフックの甘さというキン肉バスター阿修羅バスターの弱点をすることで脱出不可能な技とした。
キン肉バスター本来の五所へのダメージに加えて三角締めの効果まであるため、威力もキン肉バスターを上回っている。
初めて披露したときのインパクトは大きかったが、後にアシュラマンがさらに脱出不可能アルティメット阿修羅バスターをすでに開発していたことが判明する・・・。
スワロウテール
アルティメットスカー・バスターと並ぶ代表的な必殺技ツバメの尾の形をした背中物のように変化し、相手を切り裂いたり、貫いたりする。
スワロウテール・シャベル
スワロウテールで地面を掘り起こす技。掘り起こしたコンクリートや岩を蹴り飛ばして相手に攻撃することも。
スワロウテール・レイク
スワロウテールをのように使い、相手を切り裂く。
ヘルリバー・プラン
腕に絡みついた相手を持ち上げ、ペンデュラムバックブリカーの要領で自分の膝に叩きつける。
バッファローブランディング(猛の焼印押し)
テリー一族のカーフ・ブランディングを自己流にアレンジして改良した技。オリジナルとは違い、両膝を相手の頭に乗せて地面に叩きつける。仔牛どころか猛も倒せるとしてネーミング
スピニング・ダブル・トゥホールド
スピニング・トゥホールドの改良技。相手の両足を同時に痛めつける点でオリジナルと違う。
大人ジャーマン
投げっぱなしジャーマンスープレックスにとらえてから、同時に相手の両足首を取り、自らの体重をかけてリング叩き付ける技。技名は、ジェイドジャーマンスープレックス子供だましであると揶揄したところから。
リバースビーフケーク・ハマー
ジェイドビーフケーク・ハマーの返し技として使用。自分を掴んでいる相手の手を弾き返した後、自分の両腕を交差させて相手の両腕を捕らえ、頭から叩き付ける。
デンジラスジャーマンスープレックス
コーナーポスト掛けた状態からスパイダージャーマン・スープレックスの要領で、場外の柱に相手の叩きつける。技名からし川田利明と関連しそうだが、特に関連性はない。
ロイヤルストレッチ
ケビンマスク必殺技であるロープ越しに相手の脚と腕を固め、身体を反らせて締め上げる関節技。本家であるケビンは技が荒いと称していた。
アカルコロー
リバースロメロスペシャルに捕らえた状態でジャンプし、相手のコーナー柱に突させる。

タッグ技

戦術(ストラテジー
B-エボリューションズのツープラトンの総称。
戦術-B(サドインパクト
スカーフェイスが相手の首をロープに固定すると、ケビンスカーの頭を跳び箱のようにして飛び越え、相手の背中にのしかかる。
戦術-C
スカーフェイスが相手の両脚にタックルして、そのままフロントスープレックス気味に後方掛けて投げ、同時にケビンが前方のロープの反動を利用してで相手の首を刺し、スタナーの要領で落とす。
戦術-D
ケビンが相手の首を捉えたままコーナー最上段へ駆け上がり、体を反転させながら落下し(丸藤正道不知火の要領)、同時にスカーフェイスがスワロウテールを相手のボディに突き刺す。
戦術-F
ケビンの顔面パンチとスカーフェイスの延髄蹴りを同時に繰り出す技。
戦術-G
ケビンが相手の両脚にタックルし、そのまま担ぎ上げる形でコーナーポスト最上段から体を反転させてジャンプし、九落地のような体勢でからの落下を狙い、同時に飛び上がったスカーフェイスが相手をブレーンバスターの体勢にとらえ、キャンバス叩きつける。
レッドレイン・テイル
スーパートリニティーズ必殺のツープラトン技。スカーフェイスのスワローテールにジェイドベルリンによって噴出させた炎によって点火し、相手を切り裂く技。ビルっ二つに両断してしまうほどの破壊力がある。
ヘル・イクスパンションズ戦では、ジェイドベルリンを使えなくなっていたため、ブロッケンの帰還による炎で点火している。

タッグパートナー

キャラクターソング

Bible evil
歌 - 乃村健次(スカーフェイス) / 作詞 - 山田ひろし / 作曲編曲 - 渡部チェル

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