ゆでたまご(漫画家)とは、嶋田隆司と中井義則の合同ペンネームであり、漫画家ユニットである。代表作は「キン肉マン」「闘将!!拉麺男」など。
ペンネームの由来は「屁の匂いがゆでたまごだったら」と「その時食べていたのがゆでたまごだったから」の2つの説があるが、現在は後者の理由らしい。
2013年には2人の出身地である大阪府泉佐野市とタイアップしており、泉佐野市公式キャラクター「イヌナキン」のデザインを担当している。
作風は「キン肉マン」に代表されるように、物語の後付け設定や破綻した理論、矛盾点、超展開などが多く、整合性の取れないツッコミどころの多さが目立つ。一方で、矛盾点を吹き飛ばすような熱い展開も多い。こうした矛盾点の多さの理由は、本人曰く「整合性を気にせず勢いで描いている」ためである。
このような勢い任せの作風から来る矛盾点は、もはや「突っ込んだら負け」であり、そうした点から、読者層からは「だってゆでだから」の一言で済まされることが多い。また、作中の独特の理論は「ゆで理論」「オモシロ起源説」などとも呼ばれる。
ケガや病気に見舞われることが多い。「キン肉マン」の本誌連載時、ゼブラ戦の最中に腰痛の悪化から3ヶ月の休載となったことがあり、作中でも自らネタにしていた。2012年にはラーメンを足にこぼして火傷を負い、合併症も併発して6ヶ月の重症となったことがある。
雑誌やTV番組、Twitterなどを中心としたメディア露出は嶋田のみであることも多かったことから、ネット上の一部では「働かない方のゆで」などと揶揄されることも。
新人時代は画力が低かったため、カラーイラストを描かせてもらえなかったという伝説が残っている(連載初期のジャンプ表紙などでキン肉マンの顔が緑色で塗られていたりするのはそのため)。
しかしながら30年以上の漫画家生活を経て画力は上がっており、60近い現在も絵画教室に通うなど、勉強熱心である。
また嶋田と異なり若い頃に結婚しており、3人の子供がいる。長男は「リアルキン肉マンⅡ世」の異名を持つ中井光義氏。
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最終更新:2025/03/24(月) 07:00
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