スーパーロコモーティブとは、1982年にセガがリリースしたアーケードゲームである。
セガ主催のゲームアイデアコンテストで優秀賞を獲得した作品で、1982年稼働開始。蒸気機関車を走らせて敵の列車や爆撃機などを弾で倒したり攻撃をよけながら次の駅に向かい、到着すると1ラウンドクリアとなり、飛行機を打ち落とすボーナスステージに突入する。敵の攻撃に当たったり赤信号に突っ込むと1ミス。
画面は後のニンテンドーDSのような上下2画面構成となっており、上画面は上空からの様子となり、敵の位置や線路切り替えポイント、信号などの位置が分かるようになる。下画面は横からの視点となっており、敵の高度や発射する弾の高さなどが分かるようになっている。また、チェンジを行うことで一定時間無敵モードになり、スピードも上昇するがエネルギーを消費することとなり、エネルギー切れになると弾が撃てなくなるため、燃料塔や燃料補給車で回復する必要がある。
BGMにはYMOの「RYDEEN」が使用されており、JASRACからも使用許諾を得ていた。しかしそのために長きに渡り家庭用ゲーム機への移植が実現せず、発売から40年が経った2022年10月、メガドライブミニ2への収録でようやく初移植成就となった。懸案のBGMはどうしたかというと、細江慎治が作曲した「RYDEEN」のパロディ曲、OMYの「RYZEEN」に差し替えるという解決法が取られている。
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最終更新:2024/06/01(土) 23:00
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