ダーシーズイエローターク(Darcy's Yellow Turk)とは、1665年生まれ(推定)のジェネラルスタッドブックの第1巻に記載されている102頭のサラブレッドの始祖種牡馬のうちの1頭である。
時のイングランド王チャールズ2世によってペルシャから輸入され、チャールズ2世の所有する牧場主、ジェームズ・ダーシーによって管理されたとされる。
名前や言い伝えから、毛色は月毛というのが有力である。月毛は栗毛より明るいクリーム色の毛色で、現在のサラブレッドでは突然変異で生まれたアメリカとドイツにいる非常にレアな毛色であり、アメリカではアイドルホースとして非常に大切にされているが、初期のサラブレッドではそれほど珍しくなく、淘汰によって姿を消したとされる。
俗説ではPlace's White Turkが父親だったり、Dodsworthと同一視されたりするが、どちらも整合性がなくて怪しいところではある。
出走した記録はなく、不出走とされているが、この時代のレースは身内だけの非公開で行われているので、これも定かではない。
ダーシーズイエロータークはSpankerとBrimmerというこの時代の最強馬(但しこれも非公開でレースが行われたので戦績は不明)の後継種牡馬を残した。直系は18世紀前半で途絶えているが、Spankerなどを通してEclipse、Matchem、Herodの全ての根幹種牡馬に大きな影響力を与えている。
掲示板
1 ななしのよっしん
2023/02/28(火) 17:26:37 ID: FArM6MLZCh
昔は三大始祖にこいつとオルコックアラビアン加えて五大始祖だったんだっけ
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/19(金) 14:00
最終更新:2024/04/19(金) 14:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。