ハーペトガスター 単語

ハーペトガスター

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ハーペトガスター(Herpetogaster)とは、古生代カンブリア紀に生息していた所属不明の古生物である。

概要

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触手と柄の付いたナマコのような容姿の奇妙な生き物決して卑なものではない。いわゆる「バージェス動物群」「澄江動物群」の内の1つ。種は2010年記載のHerpetogaster collinsiのみが知られていたが、2020年に新たにHerpetogaster haiyanensisが記載された。

体の大半をが占めていたと考えられており、ハーペトガスターは「這い回る」という意味だが、名前に反して体の後端の「柄」で海底や当時のカイメン類に係留して生活していたと考えられている。
体の前端には1対2本の枝分かれした触手と口があり、触手を動かして流れてきた有機物や微生物を口に運んで食べていたのではないかとされる。肛門も体の最後端に存在する。全長は4.8cmほど[1]。おそらく群生していた模様。

研究によってエルドニア棘皮動物や半索動物との関係性が示唆され、後口動物[2]ではないかと推測されている。

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関連項目

脚注

  1. *生命史図譜(土屋 健、群馬県自然博物館) p178
  2. *胚発生において原口肛門になり、口は後からできる動物棘皮動物、半索動物脊索動物が含まれる。人間もこちら。
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最終更新:2024/04/19(金) 11:00

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