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ビタミンC(Vitamin C)は、水溶性ビタミンの一種である。L-アスコルビン酸とも。
ビタミンCは、レモンやアセロラなどに多く含まれる水溶性ビタミンの一種である。アスコルビン酸とも呼ばれる。多くの動物と異なり、ヒトは体内でビタミンCを生合成できないため、食物から摂取する必要がある。厚生労働省による成人の推奨量(ほとんどの日本人が必要量を満たすと推定される量)は1日あたり100mgである。ただし、喫煙者や受動喫煙者は非喫煙者と比較してビタミンCの必要性が高いため、より多くのビタミンCを摂る必要がある。
ビタミンCは体内でコラーゲンの合成・活性酸素種の除去・ビタミンEの再生などに利用されている。不足するとコラーゲン合成不全により毛細血管が脆弱化し、出血や歯肉炎などの壊血病や老化の促進を引き起こす。また、造血過程(鉄の吸収)にも関与している。鉄と一緒に摂ることで吸収効率を上げ、抗貧血作用を示す。
水溶性であり尿中へ排出されるため、普通の食生活でビタミンCの摂りすぎが問題となることはまずないが、サプリメントなどでビタミンCをg単位で大量摂取した場合は下痢や吐き気などに加えて、胃や腎臓に障害を起こす可能性が指摘されている。
ビタミンCを多く含む食品として、レモン・オレンジ・グレープフルーツなどの柑橘類や、柿・アセロラ・キウイフルーツ・イチゴ・トマト・ブロッコリー・ジャガイモ・ピーマン・ほうれん草などがある。
食品添加物の「酸化防止剤」「栄養強化剤」として認可されており、酸化防止剤としては野菜の漬物や果物の缶詰の変色防止、魚介類の脂やお茶の変質防止などに使われる。ちなみに、食品添加物は成分表への表示が義務付けられているが、栄養強化剤は表示義務が一部免除されている(表記はしてもよいため購買者への訴求効果を狙って記載されることがある)。そのため、食品成分表にビタミンCの記載があっても、栄養強化ではなく酸化防止の目的で添加されている可能性は否めない。
医薬品としても認可されている。ビタミンCの欠乏に起因する壊血病やメレル・バロウ病(乳幼児期の壊血病)の予防および治療、消耗性疾患の患者や妊婦・授乳婦のビタミンCの補給などに利用される。
掲示板
18 ななしのよっしん
2021/02/03(水) 16:46:49 ID: t30Y/kxdhk
そんだけ昔は欠乏から来る病気が流行ってたからってのはあるんじゃない?
大昔の航海ではよくあったのは有名だし。
19 ななしのよっしん
2021/07/04(日) 11:58:04 ID: JIH/C806Du
>>16
アスコルビン酸合成酵素喪失に関する考察
https://
ビタミンCは優秀な還元剤だが、逆に言うと生成する際には過酸化水素が生じるなどの酸化ストレスが生じるわけで、自分で作らないで済むならその方がいい
大航海時代ならともかく数百円でサプリ買える現代では無用の長物
20 ななしのよっしん
2023/03/18(土) 20:23:46 ID: QKtKzcPZWX
アドレナリン生成やストレス耐性関与している他、欠乏すると鬱病や錯乱を引き起こすとか
現代人はあまり果物食べない…というより、回せる金も無いからこそネットで問題行動が起こると思われても、否定はできん
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最終更新:2025/03/23(日) 02:00
最終更新:2025/03/23(日) 02:00
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