ブッシュマスター装甲車とは、オーストラリアの装輪装甲車(歩兵機動車)である。
兵員の輸送を主目的とした4輪の装輪装甲車で、開発・製造元はタレス・オーストラリア社。オーストラリア軍以外にオランダ陸軍やイギリス陸軍などが採用しており、陸上自衛隊も輸送防護車の名称で導入している。
7.62㎜の小銃弾に耐える事のできる装甲を持ち、車両の底面にはV字形の傾斜装甲を採用。即席爆発装置(IED)や地雷の爆風を左右に逃すことで乗員の生存性を高めた構造となっている。乗員は運転手1名含めた10人の兵員を輸送可能。作戦可能範囲は約800Km。C130H輸送機や自衛隊のC-2輸送機で空輸することができ、迅速な展開が可能である。
日本では、2013年に発生したアルジェリア人質事件がきっかけで自衛隊法が改正。緊急時に新たに陸路での在外邦人の輸送が可能となったことで、危険地域での移動に適した本車両が採用されることとなった。
2022年ロシアによるウクライナ侵略を受け、オーストラリアが同年4/8にウクライナへ20両供与した。
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最終更新:2024/05/23(木) 20:00
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