ヴァンサン・ダンディ(1851~1931)とは、クラシック音楽のうちロマン派に属するフランスの作曲家である。
家族を安心させるために法学の道を志すが、幼いころピアノを学んでいた体験などから内心音楽家を目指し1872年にパリ音楽院に入学する。実際のところ音楽への情熱は、青年時代はアンリ・デュパルクとともにドイツ音楽に没頭、1871年の国民音楽協会の設立にも参加しているほどであった。
パリ音楽院ではセザール・フランクにオルガンを学び影響を受ける。またリスト、ワーグナー、に会いブラームスとも面識を持つなどドイツの音楽家と交流を持ち、特にワーグナーに心酔。フランスにおける近代器楽曲の推進者となったのであった。
1890年には国民音楽協会の会長となり、1894年にシャルル・ボルドやアレクサンドル・ギルマンに協力して、パリにスコラ・カントルムを創設する。1911年より校長を務め、フランキストの本拠地とした。彼の弟子にはエリック・サティ、アルベール・ルーセル、アルベリク・マニャール、ジョゼフ・カントルーブ、ボフスラフ・マルティヌーなどがいる。
いまではやや忘れられた感のある作曲家ではあるが、作品はあらゆるジャンルにわたり多数存在する。
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最終更新:2025/12/05(金) 22:00
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