ヴァンデルヴァイザー楽派とは (ヴァンデルヴァイザーガクハとは) [単語記事]

ヴァンデルヴァイザー楽派とは、クラシック音楽の内、現代音楽の一派である。

概要

1992年に設立されたヴァンデルヴァイザー出版社を拠点にした現代音楽のグループ。音楽性を雑に端的に言うと、空白の中時折ガチャガチャキーキーいう感じのアレである。なお、本人たちは自分たちのアンソロジーアルバムにジョン・ケージ等の楽曲を収録しているので、あの流れとある程度親和性を感じてはいるのだろう。

なお、音の少なさなどが日本ではセンセーショナルに報じられているが、正確に言えば音の変化の少なさ、音素材の生々しさのほうがよっぽど特徴的らしい。正直聞いているとASMRかよと言いたくなるような音作りを初版作成者は見出したりする。

初期メンバーであるアントワーヌ・ボイガーを筆頭に、演奏家として自身の楽曲を演奏する人物も多いのが特徴である。

なお、彼等の楽曲を日本で購入するにはAnother Timbre等を通す必要があり、大手レコード店には流通していないので注意である。