一宮市とは、愛知県北西部にある特例市である。中核市の条件をすでに満たしており、もうすぐ移行する予定。
名古屋市と岐阜市の間と考えて差し支えない。濃尾平野の真ん中に位置する、高低差の少ない平らな市である。市の北側から西側にかけて流れる木曽川に接している。
2005年、平成の大合併を受けて尾西市と木曽川町を編入し、人口38万人を超える都市となった。特に一宮駅周辺と国道22号線沿いは商業が盛んで、たくさんの人が暮らしている。名古屋駅まで電車で最速10分という好立地のため、名古屋市のベッドタウンとして機能している面が強い。
かつては繊維産業が盛んな町であったが、最近はそれほどでもない。市内には企業の大きな工場なども見られるが、最近の不況を受けて苦しい経営を迫られているところも多い。
木曽川の恩恵で水量は豊富な土地であり、郊外には田園・畑が多く見られる。また、大規模な養鶏場があり、良質な鶏卵が日々出荷されている。このため、市内にはオムライスを振舞うレストラン・喫茶店が多くあり、市内外の人々を楽しませている。
喫茶店といえば、名古屋で有名な「モーニングセット無料サービス」が一宮でも受けられる、というより元々一宮が発祥だとする説が強い。これはもともと、繊維工業が盛んであった一宮は市内に工場が多く、工場内の応接室が機械音でやかましいとのことで多く利用されるようになったと言われている。現在では、繊維産業はかつての勢いをなくし町は静かになったが(20年前と比べ本当に静かになった)、喫茶店は市民の休日の憩いの場としてしっかり機能しており、モーニングやランチを地元の喫茶店でとるという人は多い。
朝10~11時ごろまでに喫茶店でドリンクを注文すると、何も言わなくてもトーストとゆで卵がついてくる(最も標準的なケース)。店によっては小倉トーストやホットドッグ、サンドイッチなどが選べたり、サラダ・茶碗蒸しがつくなど様々な趣向を凝らしているので、是非一度足を運んでもらいたい(追加料金が必要なケースもあるので注意)。
近年はご当地グルメとして盛り上げようという機運も高まってきているようだ(参考)。
JR東海道本線が南北を貫き、尾張一宮駅・木曽川駅の2駅が存在する。特に尾張一宮駅は大規模な商業施設や大きなバスターミナルを併設しており、利用者も多い。名古屋まで快速以上で10分の好アクセス。他に北陸・飛騨高山方面への特急なども停車する。
また、市の西部を中心に名鉄名古屋本線と尾西線(一部通称玉ノ井線)も運行している。こちらは名鉄一宮駅から名古屋まで特急で15分と時間がかかるが、駅が市内に17箇所存在しており地元の大切な足となっている。中部国際空港へ行く場合も名鉄が便利。市の東部であれば犬山線も利用できるだろう(駅は市内にはない)。
一宮駅には名鉄バスの大規模なターミナルがあり、特に市の北東部・南西部方面への運転が多い。運転本数が少ないのが難点。他にi-バスや生活交通バスというコミュニティバスが走る。
市の南部を名神高速道路が東西に横切り、一宮インターチェンジで国道22号と結ばれる。近年工事が進み、岐阜方向への東海北陸自動車道や名古屋都市高速との接続がなされ、東西南北全ての方向に移動できるようになった。これにより渋滞情報は一宮JCTを基点とした放送がされるようになり、尾張一宮パーキングエリアができるなど、小市民ドライバーとしてはまんざらでもない状態となった。一宮ナンバーもできたしね。
一般道は、南北に走る国道22号線が圧倒的な存在感を誇る。SC・レストラン・各種専門店・ラブホテルなどの商業施設も集中しており、名古屋⇔岐阜を移動する人々が多く利用している。しかしそれ以外の一般道は複雑で似たような道が多く、地元民でない素人にはあまりオススメできない。
初めての七五三。真清田神社にお参り。
サンタマリア幼稚園あたりに入園。
勤労福祉会館でアンパンマンの劇を鑑賞。
近所の公立小学校に通う。
貴船小学校という名前がカッコよくてうらやましい。
夏休みの宿題で織物感謝祭一宮七夕祭のポスターを描く。
一宮市博物館を見学。地元の大したこと無さにガッカリ。
サンタさんから貰ったガンプラにセンキ模型のレシート。
アソビックスで補導される。
大成中学の入試に失敗したため、やはり近所の公立中学校へ通う。
クラスの子とツインアーチ138で初デート。
その帰り道、木曽アピでケンカ。終了、破局。
サンテラス一宮前の零式書店でエロ本買おうとするも、
店員に年齢を聞かれ慌てて逃走する。大平島公園SL前で男泣き。
幾夜もの賢者モードを乗り越え、ヤリ高受験を目指して駅前の野田塾に通う。
西成中学校と西成東中学校が近く、西成東中学校が近いのに西成中学校に通わされる。
西成東中学校のジャージは負け組ジャージとOBから言われてる。
逆に西成中学校のジャージは勝ち組ジャージと言われている。
南高か北高か興道か尾西か木高かそれ以外に通う。
自宅と学校とカルコスを往復するだけの毎日に飽き飽き。
名古屋の大学に入って都会ライフを送る夢をもつ。
豊島図書館の狭さと混雑っぷりに嫌気がさし、
電車に乗って名駅河合塾に通うようになる。
その途中、一駅の新星堂でコブクロを視聴していた
同じ学校の子と話が合い、付き合うようになる。
彼女は名古屋の大学に合格したが、自分は残念ながら浪人生活。
塾で新しい友人ができる。ややオタク。初めてアニメイトに行く。
妙興寺ユーストアか一宮ピアタウンでバイトを始める。
南山か名城か市立か愛大かそれ以下あたりに合格。
一宮自動車学校か尾西自動車学校で免許をとる。車校と略す。
最初は親の車でガマン。十中八九ヴィッツかムーヴ。
瀬部で物損事故を起こす。ゆっくり走ろう、瀬部を。
一宮市民会館で成人式、市長、細いなー。
懐かしい仲間たちとスタミナ大将で思い出を語らう。
彼女がミス七夕・織物にエントリー。一次落選。
大学をギリギリで卒業。
大手企業の子会社に就職、市内の営業所に勤めることに。
仕事はあまり面白くないが、職場が第一旭に近くて不満はない。
羽島市合同花火大会で彼女と大ゲンカ。そのまま別れることに。
同僚を誘って炙一丁でヤケ酒、そのまま商店街方向のグネグネした通りの
ピンクっぽい店でついつい散財、自分がイヤになる。
しかし半年後のクリスマス、駅裏で元彼女とバッタリ遭遇。
煌めくホワイトイルミネーションの前で去り行く彼女に
「俺、お前とまたラーメン横綱に行きたいよ」
彼女、陥落。再びヨリを戻すことに。
仕事にも慣れてきた2年後、川島の観覧車でプロポーズ。
マリエール一宮で挙式。二次会はグルメ通り。三次会も。四次会も。
一年半後、市民病院で長男が生まれる。
名前は「チョーダイテックス」。後に長女となる。
その更に2年後、市民病院で長女誕生。
名前は「スーパーテックス」。後に次女となり、グレる。
しばらくは親元で暮らしていたが、引越しを決意する。
一宮ハウジングセンターで価格調査、これは無いと頓挫。
親に金を借りてマンションを契約。尾西線沿いのあの辺。
しばらく幸せな生活が続く。
スーパーテックスが花見中に大江川に転落。
一時危険な状態に陥るも、大雄会病院の適切な処置で回復。
チョーダイテックス、キリオで女物の服を万引きし警備に捕まる。
この時点で長男の女装癖が発覚。5年後、長女となる。
更にその3年後、広報いちのみやを読んでいると地震が発生。
それほど大きな地震でなかったが、マンションが半壊。偽装が発覚。
転居を余儀なくされ、木曽川町の借家に腰を落ち着けることになる。
義理の父親が急逝。本町の平安会館でお葬式をあげる。
町も人もどんどん変わっていくが、アピタ一宮(旧サンテラス)のフードコートの
角のお店のフライドポテトの美味さは決して変わることはない。
スーパーテックスがCoCo壱番屋の店員と結婚。
程なくして最初で最後の孫が生まれる。男の子。
チョーダイテックスは生涯独身ですごす。仕方ないね。
久し振りの同窓会で話が変な方向に盛り上がってしまい、
一宮市長選に出ることに。「市民のみなさまへ」を書くのを
楽しみにしていたが、ものの見事に惨敗、落選。
晩年は時之島に「桜の里」という小さな喫茶店をオープン。
ちょっとおトクなモーニングでICCに少しだけ出演した。
そのお店もたたんだ数年後のある暑い夏の日の朝、突然倒れる。
県立尾張病院に運ばれたが、既に手を施せる状況ではなく、
次の日の朝に死亡が確認された。76歳であった。
葬儀は朝日の愛昇殿でしめやかに行なわれた。
奥町の火葬場から細い煙が上がったとき、
遠く浮野のニワトリが一羽、高い声で鳴いたという。
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最終更新:2025/03/28(金) 09:00
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