視力の分類の一つ。
静止した物体を見分ける能力のことを「静止視力」というが、それに対して、
動いている物体を正確に識別する能力のことを「動体視力」という。
この両者は異なる能力と考えられており、静止能力が高いが動体視力は低いという人も多く存在する。
動体視力には、横方向の動きを識別する「DVA動体視力(DVA:Dynamic Visual Acuity)」と、
前後方向の動きを識別する「KVA動体視力(KVA:Kinetic Visual Acuity)」の二種類があり、
どちらが優れているかによってそれぞれ向いているスポーツが違うとも言われている。
動体視力は年齢とともに低下すると言われているが、鍛えることは可能だとも。
一般的にスポーツ選手は動体視力に優れていると言われているが、これは生まれつきのものだけでなく、
普段の練習や試合で自然と訓練されているためと考えられている。
かつての野球選手の有名な発言、王貞治の「ボールの縫い目が見えた」や川上哲治の「ボールが止まって見えた」は、
一流のスポーツ選手の驚異的な動体視力を物語っているものであろう。
掲示板
1 ななしのよっしん
2018/11/08(木) 11:52:24 ID: PScmI5ynj4
「動体視力」という言葉自体は一般化したにも関わらず、
日本の通常の検査でわかる「視力」が色んな視力の1つに過ぎないことは未だよく理解されていない。
視力を測ると異常がみられないのに動体視力がないためによく見えないという事例は多く、
「やる気あんのか」「注意力のない奴だ」と罵倒されることも少なくない。
さらに、動体視力を大別してもKVA(前後の動体視力)とDVA(水平垂直の動体視力)は全く別の機能だから、
動体視力の中でも一部の機能が非常に低いという事例も当然ある。
するとやはり、動体視力があるのに見えないのはやる気がないといったことにされてしまう。
また、「視力は回復しない」という語弊のある常識が定着してしまったのも大きな問題だ。
それに拍車を掛けて、視力回復をうたう怪しげな業者が横行したことも、問題をややこしくしている。
視力にも色んな事例があるから回復・強化できる部分もある、と言うとすぐ怪訝な目で見られてしまう。
2 ななしのよっしん
2022/04/12(火) 19:11:24 ID: 771jNnwAOe
おそろしく速い動画 オレでなきゃ見逃しちゃうね
信じられないほどの編集だ 久々に血が騒ぐぜ
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最終更新:2024/11/08(金) 12:00
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