史上最強の内閣とは、日本の政治家の本気である。そして日本の小説作品である。
未曾有の国難に、日本全国から選りすぐられ
密かに準備されていた
『一軍内閣』が立ち上がった!
室積光によって著された小説作品。2010年に発売され、2013年には文庫化された。
日本を取り巻く近年の国際情勢を題材としたフィクションストーリーにして、日本の「一軍」内閣が織り成す奇想天外なエンタテイメント作品である。現代の政治を描いたフィクションは数あれど、政治家や内閣にスポットライトを当てた作品は少ないと思われる。どこかで聞いたことがあるっぽい登場人物の名前とかな。
そして2013年5月15日には、本作の続編にあたる第2作目『史上最強の大臣』が発売。
抱腹絶倒の笑いあり、そして日本人だけが味わった戦争と核兵器による悲しみを描いた涙ありの一冊。
その内容たるや、現実に存在しないフィクションの話だとわかってはいても「もしもこんな内閣が本当にあったら・・・」と考えずにはいられなくなるであろう事請け合い。
北朝鮮が日本に対して中距離弾道ミサイルを準備し、いつ日本へ向け発射されてもおかしくない危機的状況。そして自由民権党の内部分裂騒動や支持率の低迷、経済問題など数々の問題から打つ手が無くなった現総理大臣・浅尾一郎。
かつてないほどの国の危機に直面した総理は、京都にいる『御前』に政権を委ねる一大決心を行うと、全ての国民に「真実」を告げるべく、緊急記者会見を開くのだった。
そしてその会見で明かされる真実には、会場に詰めかけた全てのマスコミが、そして全ての日本国民が驚愕する。
「ここで日本国民の皆様に私の口から重大な事実をお伝えせねばなりません。
大変長きにわたり皆様をたばかって申し訳ありません。
私たち内閣はいわば『二軍』でありまして、日本国には実は最強の『影の内閣』があるのです」
「ご紹介に預かりました、期間限定内閣どす。今日からしばらく、この国の舵取りさせてもらいます・・・」
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最終更新:2024/04/24(水) 13:00
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