富小路

富小路（とみのこうじ）とは、日本の苗字、地名である。

京都市の南北の通りに富小路通がある。平安京では現在の麩屋町通が富小路とされていたが、名前が変わった理由は不明である。

苗字としては公家の苗字として知られる。藤原北家九条家の分家、二条家の分家に富小路家があった。二条道平の子、道直が家祖とされるが、九条家の諸大夫の富小路俊通が二条家の庶流を自称する形で家を興したため出自を疑う向きもある。維新後は子爵となった。

曖昧さ回避

人名

実在の人物

• 富小路道直（富小路初代当主）
• 富小路俊通（富小路家7代当主）
• 富小路貞直（富小路家17代当主）
• 富小路敬直（富小路家21代当主）
• 富小路禎子（歌人）

関連項目

• 日本の苗字（名字）の一覧
• 公家の苗字の一覧