子爵は爵位の一つ。
戦前の日本および古代中国における五等爵の4番目で、伯爵に次ぐ爵位であった。欧州のヴァイカウント(英:Viscount)の訳語としても使われる。女性形はヴァイカウンテス(Viscountess)。
ヴァイカウントは vis(副)+count(伯爵) から成り立っており、元々は「副伯」と訳される伯爵の補佐官が世襲の爵位となったものである。フランスやスペインなどの影響を受けた地域にのみ存在する爵位であり、イギリスなどにも輸入はされたが他の爵位に比べると数は明らかに少ない。封建領の支領主として任じられたものが貴族化したものであり、日本でいえば地頭や郡司に近い。
子爵は「伯爵から派生した爵位」の中では最下位にあたる。ドイツ(神聖ローマ帝国)には文字通り地方の城主に由来する「城伯」(独:ブルクグラフ Burggraf,都市伯とも訳される)という爵位がありほぼ同等に扱われるが、フランス王に封じられた子爵(独:フィツェグラフ Vizegraf)も存在した。
創作(特に日本の作品)では、「子爵」の等級は五等爵の中で最も影が薄い不人気少ない。登場頻度や知名度でいえば伯≒男≧公>侯>子ではないだろうか。また「爵」を省くと「○○子」になったり、女性形が「女子爵」だったり、なにかと字面が紛らわしいことになってしまう。
掲示板
7 ななしのよっしん
2013/05/02(木) 14:41:03 ID: /ppcAAs9tf
>>6
昔「ピグマンこしゃく」って読んでたわ
8 ななしのよっしん
2021/11/22(月) 16:34:50 ID: MNrUdapeQ5
この記事見るまでずっとこしゃくって読むもんだと思ってたが違ったか
はずかしい
9 ななしのよっしん
2022/06/27(月) 22:18:58 ID: vtCMZr+ob+
日本の場合、大名や公家で一番小さい規模は全部これなので「規模は小さいけど家柄自体は歴史ある家」の設定に重宝された。
(男爵は「明治維新以後に功績があった人」にやる物だったので「昔から名門」は少ない)
横溝正史の『悪魔が来りて笛を吹く』の椿子爵とか、『薔薇王』の唐木子爵とか、『支那扇の女』の八木子爵とかはこういったマイナー大名・公家の末裔貧乏貴族パターン。
逆に男爵連中は『髑髏鬼』の吉井男爵や『怪獣男爵』の古柳男爵など実業家や学者キャラが多い。
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最終更新:2024/11/08(金) 12:00
最終更新:2024/11/08(金) 12:00
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