富樫泰成

富樫泰成（とがし・やすなり　生没年不詳）とは、加賀国の武将である。

富樫泰高の子。子に富樫稙泰がいる。

概要

『系図簒要』では泰高弟とも言われ、富樫満春の四男とされている。中務大輔。慈顕入道。

生来病弱であり、家督も父の意向により一族の富樫政親に譲られた。 また、幕府と交渉する立場をとりずっと京都に住み続けたという。 文明年間（1469－1486）に高尾城の戦いを見ずに京都で死去したという。

 『永享以来御番帳』や『親元日記』では1481年に存命とされているので没年はそれ以降とされる。

満春子ならば、1419-1427生

泰高子ならば、1433-1459生

死去1481-1486推定

関連項目

• 富樫泰高
• 富樫満春
• 富樫政親
• 富樫稙泰
• 足利義尚
• 足利義政
• 戦国時代の人物の一覧