待っていた......オマエみたいな変態を......とは、漫画『殺し屋1』に登場するセリフである。
極度のマゾヒストである垣原組組長の垣原は、部下を次々と殺し屋イチに殺され、必然的に死の恐怖に追い詰められていくことに興奮していたが、とうとう邂逅を果たしたイチは思いのほか幼く、しかもなぜか涙を流している。
「オレの求めていたのは……こんなヤツじゃねェぞ!」と一瞬失望する垣原だったが、状況にそぐわない支離滅裂な言葉を吐き続けながら襲い来るイチの姿を見て、彼が瞬発的に妄想に浸れて、なおかつその妄想を現実に応用し純度100%の暴力をもって人を殺してしまう愛を全く持たないバケモノだと理解する。
求めていた相手に会えた垣原は恍惚の表情を浮かべながら「待っていた......オマエみたいな変態を......」と感謝の意を述べる。
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最終更新:2025/12/06(土) 08:00
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