捧とは、日本の姓である。
著名な人物、記事のある人物を以下に挙げる。
漢字として
- 意味
- 両手でささげる、両手でうける、さしあげる、うけたまわる、掬う、両手を胸に上げる、両手で抱える、という意味がある。奪い取る意味で略と通じる。
- 〔広韻〕に「兩手にして承くなり」とある。〔釈名・釈姿容〕に「捧、逢なり。兩手相ひ逢ひて以って之れを執るなり」とある。〔説文解字〕の本字は捀で〔説文・巻十二〕に「奉ずるなり」とある。
- 字形
- 形声で声符は奉。奉は捧の初文。
- 音訓
- 音読みは、ホウ(漢音)、訓読みは、ささげる。
- 規格・区分
- 人名用漢字である。JIS X 0213第一水準。2004年に人名用漢字になった。
- 語彙
- 捧檄・捧持・捧日・捧心・捧呈・捧読・捧腹・捧擁
異体字
- 捀は、〔説文〕の本字。形声で声符は夆。
- 𢪋は、〔康熙字典〕に捧と同じとある異体字。また捀と同じともある。
- 摓は、〔康熙字典〕に捀と同じとある異体字。また縫・逢の異体字でもある。
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最終更新:2024/03/19(火) 17:00
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