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ひふみん曰く「棒銀が弱いんじゃない、自分が弱いんです」。棋界最古参棋士、神武以来の天才をしてそう言わしめるほど、素晴らしい戦法である。
飛車が縦に良く利いていることを活かし、銀将を棒のように真っ直ぐ突き進める、速攻性に優れた戦法。最も基本的な棒銀は、2八の飛車先の歩を伸ばし、3九の銀を繰り出していく。
2筋を突破するという分かりやすい狙いがあることと、数の攻め(駒の利きを一点に集中させた攻め)を理解しやすいことから、将棋の初心者が最初に教わるほど有名な戦法であるのだが、定跡通り受けられたあとの銀の活用が多彩であり、タイトル戦でも決め手になることがあるなど侮れない戦法。例えば、谷川十七世名人誕生の対局は、谷川の羽生に対する棒銀戦法であった。
また、棒銀といえば加藤一二三九段、というイメージがある。ひふみんはこの戦法で名人にまで上り詰めたと言っても過言ではないかもしれない。
将棋を海外にも広めよう、将棋を英語表記にしよう、などの話題でよく挙がる単語。棒がStick、銀がSilverだからスティックシルバーというわけである。
スティックはジョークとして、正しくはClimbing Silverというらしい。
飛車をChariot(戦車)として、飛車と銀の連携攻撃であることからシルバーチャリオットと呼ぶ人もいるらしい。
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最終更新:2025/12/18(木) 00:00
最終更新:2025/12/18(木) 00:00
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